朗読劇「いやなんです あなたのいってしまふのが −智恵子抄より」

智恵子はくるしみの重さを今はすてて、

限りない荒漠の美意識圏へとさまよひ出た。


わたしをよぶ声をしきりにきくが、

智恵子はもう人間界の切符を持たない。


(「値(あ)ひがたき智恵子」より)


わたしもうぢき駄目になる


わたくしに縋(すが)る

この妻をとりもどすすべが今は世に無い

わたくしの心はこの時二つに裂けて脱落し

劇(げき)として二人を包むこの天地と一つになった


(「山麓の二人」より)


高村光太郎が狂いゆく愛する妻を詠った「智恵子抄」

この作品を原作とした二人朗読劇を上演いたします。

光太郎と智恵子、二人の出会いから死まで

有名な古典作品を現代向きの作風で描きます。


最初から最後まで主演二人きりでの上演、

才色兼ね備えた8人の役者の芝居にどうぞご期待下さい!


<上演日程>

 2018/1/15(月)〜1/21(日)

 全12公演


<会場>

 shibuya gallery「Arc」

 〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-10 メゾン神泉 401

 http://kagayakumonoha.wixsite.com/main

 神泉駅 南口から徒歩3分。

 渋谷駅から徒歩11分。

 ※エレベーターは壊れています。


<チケット>

 当日3,000円 <全席自由>


<出演>

 木村優良 浜田由梨

 東出有貴 尾崎礼香

 羽場涼介 仲本詩菜

 藍沢真伍 中川美樹


<上演スケジュール>

開場は開演時刻の30分前です。

 1/15(月)19:00 木村・浜田ペア

 1/16(火)19:00 東出・尾崎ペア

 1/17(水)15:00 羽場・仲本ペア

 1/17(水)19:00 東出・尾崎ペア

 1/18(木)19:00 木村・浜田ペア

 1/19(金)17:00 羽場・仲本ペア

 1/19(金)20:00 藍沢・中川ペア

 1/20(土)12:00 藍沢・中川ペア

 1/20(土)15:00 羽場・仲本ペア

 1/20(土)19:00 木村・浜田ペア

 1/21(日)13:00 木村・中川ペア ※特別編成

 1/21(日)17:00 東出・尾崎ペア


<ご予約方法>

 以下サイトからご予約下さい。

 ※推しメンもしくはご紹介者様扱いのフォームでのご予約をお願いします。

 ※ご予約内容の確認メールはmaiastarship@gmail.comから送られてきます。

 PCメールの拒否等をしている方はこちらのアドレスからのメールを受け取れるよう、設定をお願いいたします。

 ※フォームからのご予約がうまくいかない、ご予約完了メールが届かない場合はお手数ですが、Safariで開いてお試しいただくか、maiastarship@gmail.comまでお問い合わせ願います。

※作品変更前のご予約はそのまま生きています。

 ■木村優良扱い 予約フォーム

 ■東出有貴扱い 予約フォーム

 ■羽場涼介扱い 予約フォーム

 ■藍沢真伍扱い 予約フォーム

 ■浜田由梨扱い予約フォーム

 ■尾崎礼香扱い 予約フォーム

 ■仲本詩菜扱い 予約フォーム

 ■中川美樹扱い 予約フォーム

 ■麻衣阿扱い 予約フォーム

 ■一般予約フォーム


<注意事項>

 ※予約フォームからご予約後、チケット代金は当日お支払いいただきます。

 ※開場は開演時刻の30分前です。

 ※会場内での撮影・録画はご遠慮願います。

 ※会場ではスタッフの指示に従ってください。

 ※他のお客様のご迷惑となる行為はご遠慮願います。

 ※会場内でのご飲食はご遠慮願います。


<終演後について>

 わずかな時間ではありますがチェキ販売会を予定しております。

  チェキ販売:ツーショット2,000円 ソロ1,000円

              

<STAFF>

 主催/企画/演出/制作/キャスティング/舞台美術/音響/照明/小道具

:麻衣阿(MAIA STARSHIP)

 脚本:SAKURA

 原作:高村光太郎「智恵子抄」

 楽曲制作:Sonic Offward Courtesy of 369RECORDS

 プロジェクター操作:赤羽信之介(MAIA STARSHIP)

 協力:株式会社ブルーエール

    株式会社ウォーク

    (株)スターブリッジ

    ヴォーカル株式会社

    ㈱オフィスPSC


<主催 麻衣阿より>

 この度は公演概要をご覧下さり、誠にありがとうございます。

 今回このような企画を考えたのは

 二人芝居のリスクを超えて、素敵な役者さん達の挑戦の場を設けたかったからです。

 二人芝居というのは、出演者が二人ということから集客も厳しければ

 一公演を二人で創り上げるという技術面での難しさもあります。

 そうです、稽古期間や諸経費等を考えたら、

 ぶっちゃけ撮影会を企画している方が断然安泰です(きっぱり)

 でも、そのような実現が中々難しいことだからこそ、

 かけがえのない経験が出来ると思いました。

 そんなわけで経費削減の為(?)

 今回自ら演出という形を取らせていただいておりますが

 私はもともと演出家を専門職としていません。

 が、作品の良し悪しはわかります。

 客観的に自分も見たいと思うものを、

 来てくれるお客様に

 ファンの贔屓目無しに来てよかったと思ってもらえるものを創ることが

 どの企画に関しても成功だと思っています。

 そこを目指してキャストの皆さんのチカラも大いに借りて

 皆と全力で創り上げてまいりますので

 その成果をご覧いただけましたら幸いです。

 今回も豪華で素敵な面々が、

 この企画に乗ってくれたことを本当に嬉しく思います。

 また、この度は上演作品の変更に伴い沢山の方にご迷惑をお掛けいたしました。

 その分少しでも作品の中に返していけたらと誠心誠意努めてまいります。

 皆様のご来場、一同心よりお待ちしております。